< 相談室での流れ >
1.赤ちゃんの体重をはかりながら、現在の授乳間隔などをお聞きします。
2. 乳房の状態を確認せていただきます。
3. 授乳する必要がある場合は、まず行い授乳姿勢、抱き方、吸わせ方の確認、チェックをします。
4. 乳房マッサージを行います。
5. 今後、気を付けて頂きたい事をお話します。
☆ つまりやしこりなどのトラブル、卒乳ケアの場合は、お話を伺った後、乳房ケアにうつります。
2015年04月23日
授乳についてあまり知られていないこと!
お産が大変なことや陣痛が辛いことは、
知っている方が多いのですが、
母乳分泌の経過についてはあまり知られていないことが多いです。
「赤ちゃんは母乳を自分から吸ってくれるもの」
「赤ちゃんが吸ってくれれば必要なだけ母乳は出てくるもの」 と思っていませんか?
確かに、赤ちゃんには母乳を吸うための反射(吸啜反射など)が備わってうまれてきます。
ですが、初めて吸うおっぱいを眼の前にだされても
それが何か認識するには時間がかかると思いませんか?
反射で一生懸命探す赤ちゃんに飲みやすい姿勢で抱いてあげること
そして飲みやすい形で口に含ませてあげることが大切です。
また、母乳分泌についてですが、吸われることで乳腺が開き分泌も少しずつ増えていきます。
産後1~2日目は,刺激すると少しにじんでくる程度
産後3三日目頃から少しずつ量になってくる方が多いです。
母乳を増やしたいのであれば、
産後1か月は赤ちゃんに吸われることでホルモンがでて、身体が母乳をつくろうと反応していきます。
ですから、母乳がしっかりでるようになるまでは、
母乳を左右5分ずつ2クール吸わせ足りなければミルクを少し補いながら様子をみていきます。
ミルクの足し方ですが、
哺乳瓶の場合反射でいくらでものんでしまいますから気を付けて下さい。
では、どの位あげればいいの?と聞かれますが一人一人違います。
目安をいうと、
退院時どの位ミルクをたしていましたか?
その量で授乳間隔はどのくらいあいていましたか?
多すぎると間隔が3~4時間以上あいてしまうことが多いです。
できれば、赤ちゃんが2~3時間で起き授乳できるようなミルクの足し方をしましょう。
赤ちゃんにちょうどいいのか心配でしたら、退院して1週間位したらいらして下さい。
赤ちゃんの体重の増えと母乳量をはかりお子さんにとって順調かみていきましょう。
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